ナポレオンヒルを読んだ だめ男の日記

不細工ニートだめ男が成長を目指すブログ。

現代が受けている挑戦

世界統一国家を作らなければ人類は絶滅するだろうと主張する著者。 

ごちゃごちゃ細かい説明や歴史的事例をはぶけば、趣旨はこうだ。 

「国や戦争を廃止し人口が安定すれば世界は平和になる。みんなで力を合わせて頑張れば理想的な世界国家が建設されるだろう。 

なぜなら現実に多様な民族が集まる国ではけっこう仲良く共存しているから。 

ソ連とアメリカが手を携えればうまくいくだろう。 

困難があるかもしれないが、努力すれば解決できる。 

ある程度、力による強制力も必要だ。でも譲り合いをすればよい。 

価値観の画一化も必要だ。それは話し合いや寛大によって達成されるだろう。 

行政が行き届かないという恐れもあるが、科学技術の発達により心配ご無用だ。

…著者は歴史をよく知っているが、未来予測は楽観的だし、現状認識も甘い。 

多様な民族が集まる地域はうまくやっているだ? 

部族間の対立さえまだあるのに。 

地球市民」なんて夢のまた夢だ。 

ネットが普及しようが経済的にボーダレスになろうが、混ざり合って価値観が似通ってくるなんて事はありえない。 

厳然として民族紛争・宗教紛争・隣接する国家間の衝突や不仲が多いのが現状だ。

人種等の観念が薄れる気配も、国境がなくなる気配も、世界のどこにもない。 

逆に世界は「カオス化」する。 

ますます複雑化した先の見えない場になっていく。 ますます民族紛争は多くなり混迷を極め、宗教や民族の違いから対立する。 

中国人に「中華思想を無くしましょう」と説得できるか? シーア派、スンニ派双方に理解しあおうと説得できるか? パレスチナに行って、自爆テロを止めろと説得できるか? 

テロリストは、「神のもとへ行けるから戦争になってほしい」と願っているし、「異教徒は人間ではないから殺してもかまわない」と考えている。 

個人の自由や平等、国家の合理性や近代性を規範とする主要諸国側の文明社会の基本を破壊して、独自の狂信的な宗教支配を世界に広げようとしている。 

こっちがいくら相手の価値観を認めようが、対等に仲良くしたくても、相手はそうは考えない。一方的に服従、同化を求められるだけ。 

そんな人達と近所で安心して暮らせるだろうか? 

人間は、同じ価値観を持つ、似た者同士で集まろうとする性質がある。 同じ民族や宗教や価値観を持つ同士で囲って国を作ろうとするし、 こういった動きは人間が人間である限り無くならない。 

人は近い生活スタイル、近い価値観の人間同士が集まって暮らした方が 暮らしやすいし、安心するものだ。 

それに、異なるスタイルの人々が入り混じって暮らすのは効率も悪い。一般的な日本の会社で「私は正月休みなんか要らないから、ラマダンを休みにして欲しい。」 とか言われても困ってしまうだろう。 


人種の文化の違いは 超えることができない。それなりの垣根が必要。
 

それぞれの価値観や違いを認めあって共存、共栄するためには、あ
る程度の距離を置く必要がある。 


そのために一定のライン(国境)を引いて住み分けすることは必要なのだ。 

民族ごとに境界線を引いて棲み分け、定的に交流した方が最も理想的、現実的な多文化多民族共生方法なのだ。 


世界政府や地球市民ができるとすれば、おそらく強国が力で他の国を吸収併合する形でしかない。


 一つの又はごく少数の国家の世界制服にほかならず、共存・共栄どころか、強者による征服・同化にほかならない。 

それに対抗する手段として国家があるのだ。 

国家とは私達が生きていく為の究極の拠り所。そして国家が私達を守ってくれる様に私達もまた国家を守る義務がある。 

もし国家を否定するなら国家に変わる私達の生命と財産を守る存在を提示して貰いたいものだ。

こんな事を私が言っても、この著者は「頑張ればうまくいく」と考えるんだろうな。


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