「差別主義者のお客様のご入浴はお断り」 茂木健一郎さんの作った「貼り紙」のツイートが物議
6月17日、脳科学者の茂木健一郎さん(@kenichiromogi)が『Twitter』にて..........≪続きを読む≫
浴場等での刺青拒否は「不当な差別」と物議をかもしている。
これは差別だろうか。
俺はそうは思わない。
外国で例えていたけど、国ごとに文化や習慣があり、一概に同じとは言えない。
アメリカは銃社会だけど、身を守るため日本にも導入しようとは思わないし、文化や習慣も違うなら、考え方も違うものになるのは自然の流れといえよう。
日本では、刺青は罪人に対する罰として入れられていた歴史がある。
また、犯罪者と前科のない人で、どちらが墨を入れている人が多いか実際に検証したデータがあるかわからないが、怖い人が墨を入れてるのではという「イメージ」を持ってる人もいる。
何が言いたいかというと、差別の前に「墨が入ってるのを条件反射的に怖いと思う人がいる」ことを考えないといけない。
また、これは特別な感情ではなく「日本ならそう思う人もいる」というのを日本人なら理解できるかと思う。
子供でも、大人でも、墨を怖いと思う人はいない。今の日本では理解されていて、怖いイメージはない!怖くないはずだ!と思っている人はごく少数のはず。
彫師さんも言っていたが、世の中に理解されないことも含めて、覚悟を決めて入れるものであり、生半可な気持ちでいれるものではない。そういった人は温泉とかに不満をもらさない。と言ってたが俺もそう思う。
だって墨禁止の温泉は急に始まったことではなく「昔からある問題」だし、それを考慮するのは自然な流れのように思う。
しかし、怖いと思われることに対し、既にソレが差別だという声が聞こえてきてもおかしくない。
では、女性専用車両はどうだろう。我々男性は潜在的に何かをするかもしれないとレッテルを貼られている。
これは差別だろうか。断じて違う。
それに意を唱えないのは、男性と一緒にいると不安や不快に思う人がいることに理解を示しているから。
理解を示して遠慮をするのは、相手に対する思いやりでもある。
タバコを吸っても良い場所、ダメな場所があるが、それは差別だろうか。
これは法律などとは違い、モラルやマナーの問題で、店が「拒否」の姿勢を示しているのだから、それに従うというモラルの問題。
それを吸わせろと言ってきたら誰だって困る。
それと同じように温泉でも「拒否」しているのは、怖がったりするお客様がいるなどの、それなりの理由があってのことで、それに従うのはモラルの問題。
関係ない入れろというのは強引なものに思う。
人にとって何が不快かわからない。でも、明確に「不快の意思」がある場合、それを考慮するのが経営者の役目でもあるので、コレを差別だとは思わない。
刺青禁止とデカデカと書いてる温泉に、刺青を入れた人が堂々と入ってきたとする。
その時点で、店のルールを破っているし、他の場所でも似たようなことをしているのではないかと、「印象」が勝手に出来てしまうのも仕方ないのではないだろうか。
俺は悪くない。理解しないまわりが悪い。と他のところでも言ってるのかなあとか。
目の前でルールを破っている姿を見て、恐怖するお客がいてもなんら不思議ではなく、そういった印象を持つなというのはいささか強引のように思う。
日本人が墨に対して怖いと思うのは、すぐに変わるものではないけど、近い将来もっと大衆化すると思う。
俺が尊敬する須藤元気選手も墨を入れてるし、とてもお洒落だなと思う。
これからお洒落だという印象が最優先されるようになるためには、墨が入ってる人の人道的な行動は必須になるだろうし、それがなければこれからも恐怖の対象になると思う。
日本には怖がってる人も多数いて、恐怖の対象になりかねないものだが、それを考慮していれるのが今の墨であり、何の覚悟もない人は入れるべきではないものだよなあと、彫師さんが言っていた言葉に俺は完全同意なのであります。
ただのつぶやきでした。
茂木さんの差別の認識は正しいのか
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