「人間らしい心を取り戻し心底反省し真摯に謝罪し罪を償っていく」 という被害者が望むような更正は、彼に期待できない。
反社会性人格障害といって、生まれつき人としての良心がない人がいます。
この本は反社会性人格障害の人達の見分け方と対処法について書かれています。
帯にある、「うそをつき、空涙で同情を引き、追いつめられると逆ギレする…」という文を見て「こんなやつ知り合いにおるやん」と思って購入。
彼等はこの表紙の絵のように、刑務所に行くようなこともなく一見普通の人だったり、魅力的でさえある。
以下の7つの特徴のうち、少なくとも3つをみたすことが条件とされている。
1.社会的規範に順応できない
2.人をだます。操作する
3.衝動的である、計画性がない
4.カッとしやすい、攻撃的である
5.自分や他人の身の安全を全く考えない
6.一貫した無責任さ
7.他の人を傷つけたり虐待したり、ものを盗んだりしたあとで、良心の呵責を感じない。
彼等は感情がない。感情移入もしない。人を操作するために悲しむフリをすることはあるが。
彼等の暴走をとめるのは、本人内側からの良心ではなく、法律などの外部的要素だけだ。
彼等は良心がないので究極に自由になれる。どんなことでもやってしまう。
良心をもたないビジネスのやり方が、莫大な富を生み、あくどい人間が勝ち組になる。
まるで正直者がバカを見る、と言わんばかりに。
世間をにぎわす犯罪者に対して、善良な人達は「悪しき行動は、まちがった判断の結果だ」「話せばわかる」「育ちが悪かったかわいそうな人」と同情するかもしれない。
しかしそんな生易しいもんじゃない。
彼等は、良心を持つ人のそんな心につけいるのだ。
「良心の欠如」は、根底から精神構造が違い、精神医学の範疇に収まらず、いまのところ効果的な治療法はない。もちろん彼等は治ることも望まない。
彼等に恩情措置をほどこす必要はないだろう。
「死刑は都合のいい制度」=金川被告が被告人質問-土浦連続殺傷事件・水戸地裁http://
茨城県土浦市で昨年3月に起きた連続無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われた無職金川真大被告(25)の公判が3日、水戸地裁(鈴嶋晋一裁判長)であった。金川被告は弁護側の被告人質問で、殺人について「まず死にたい、そのための殺人」と述べ、「死刑は自分にとって都合のいい制度」と話した。
金川被告は高校時代から死にたいと思っていたと話し、「2008年1月ごろからは面白いゲームもなくなり、今なら死ねるなと思った」と事件に至った心情を語った。
弁護人が「被害者の恐怖感や遺族の悲しみを感じないか」と尋ねると、「ライオンはシマウマを殺すとき、そういうことを感じるでしょうか」と答えた。事件について「(自分は)常識にとらわれていない、善悪自体がない」とも述べた。
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思いやりのある人は脳の構造が違う。
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「命の教育」なぜ効果がないのか
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反戦運動家の正体
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加害者と少年の人権
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「お節介弁護士を何人か撃ち殺してやる」
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身内が虐殺されても「死刑廃止」と主張できますか
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黙って殺されちゃえばいい
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凶器で人命は救えないけど、武器は救うことができる