ペマさんは時々TVに出演している。日本のTV局は、チベット国旗を出す場合、わざわざ中国大使館に電話してお伺いを立てるらしい。一体なんのために?
3.11の震災の時のこと。
「非常事態宣言について法制化することが不可欠だ」と提案すると、サヨクは「また日本が軍国主義化する」と抵抗し、自衛隊の来栖氏が「超法規的措置を取らざるを得ない」と発言すると「軍国主義に繋がる」と的外れな市民の批判により罷免されてしまった。
非常時に個人の権利が制限されるのは仕方ないのに、何よりも個人の権利を第一にしようとするバカサヨク…。
ほんとこの国の軍事アレルギーには呆れてしまう。
著者が気になるのは、マスメディアと政治家の中国に対する媚びへつらいだ。
中国の救援隊が派遣されると美談仕立てで大々的に報じた。
他国はそれ以上の規模の救援隊を派遣しているのに軽くスルー。なぜか中国様にだけ感激している新聞。
政府は中国に配慮し台湾救援隊には足止めを食らわした。
原発事故について各国が懸念する中、日本政府は真っ先に中国様のもとに向かい事故の説明をした。
なぜ中国が最初なのか。
中国巡視船がぶつかって来た時の証拠映像がネットに流出した時も、問題の本質は中国の態度にあるのに、なぜか公務員規定違反うんぬんに論点がすり替えられてしまった。
他にも例があるけど、日本政府とメディアの中国様へのへつらいぶりは異様だ。
ペマさんは「もっと危機感を持った方がいいですよ」と提案する。
すると「ことさら嫌中感情を煽っている」と批判する人がいるんだそう。
「中国を批判する=右翼」と決めつけ、現実を認識せずひたすら中国に迎合する日本人。ほんと危なっかしくてしょうがない。
09年にチベットの美術展があった。中国共産党がチベットから強奪した宝物が展示される。
ペマさんはそれを複雑な思いで見つめていた。祖国の文化に触れてもらうのは嬉しいが、チベット文化に対する敬意が感じられなかった。
なぜなら中国のプロパガンダだったから。チベットは中国の一部であるとパンフに書いてあった。
「中国によるチベット支配のはじまり」の章にゾッとした。「帝国主義から解放する」と宣言してチベットを侵略していった。
文化大革命を思わせる密告や人民裁判。チベット人同士の信頼関係を崩壊させる。拷問、虐殺、民族浄化。
ペマさんはラッキーだった。亡命に成功し日本に留学できた。
チベットが滅びた原因は何だったのか。
危機感に耳をかさなかった。国防を軽視した。諜報活動を嫌う。一国平和主義に陥っていた。中国の一部でも良いと考えた。相手の善を安易に信じる。敵が手段を選ばないのに平和を愛する人でいようとする。
などなど、例をあげればあげるほど、日本の姿と重なり恐ろしくなってくる。
国を失う悲哀というのを知っているペマさんだからこそ、説得力のある話ができるのだと思う。
日本人に振り向いてもらうためには、このぐらい過激なタイトルじゃないと。
日本は現在のカルタゴ
http://ameblo.jp/ganbaredameomajide/entry-11882584175.html国を失う悲哀がわかる話「通化事件」
http://ameblo.jp/ganbaredameomajide/entry-11910359476.html
反戦運動家の正体
http://kanryuudaisuki.ldblog.jp/archives/38130300.html天皇は税金の無駄使いのお飾りなのか
http://ameblo.jp/ganbaredameomajide/entry-11734712229.html
チベットは対岸の火事ではない
http://kanryuudaisuki.ldblog.jp/archives/34476801.htmlクリックありがとうございます。
最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌
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