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本当は怖い昭和30年代 〜ALWAYS地獄の三丁目〜

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本当は怖い昭和30年代 ~ALWAYS地獄の三丁目~/鉄人社
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評価


「みんな貧乏だったけど人情と夢と希望があった」とノスタルジィで美化される昭和30年代。
 

実は暴力とカネが支配する暗黒の時代だった。 

テロやデモが相次ぎ死亡者が出た。 

国民の大部分が貧困状態で、物乞いが溢れ、ヤクザが跋扈する。総理大臣もヤクザを手下に使っていた。芸能=ヤクザだった。 





日本全体が経済活動のために安全性を犠牲にしていた。
 

安全管理は低レベル。公害の全盛期で、危険な農薬や添加物を使用し、市民はモラルのない企業の犠牲となっていた。

 

危険な常備薬が次々と発売され、救急車がなく、死亡率が高く、不衛生で、医者ですら注射器の回し打ちは当たり前だった。


人間の肉が薬として売られていた。駄菓子屋でリアル注射器が売られていた。 



水洗便所が普及する前なので街全体が悪臭を放っていた。

警察も入れないようなスラム街もあった。 


殺人事件は現在の2倍。未成年による殺人は現在の4倍。幼女レイプは日常茶飯事。幼児虐待死は今よりずっと多い。売春宿では人身売買が行われていた。女子中学生の援交は野放し。中絶件数は現在の5倍だった。 



車の交通事故率は今の40倍。飛行機の墜落率は今の10倍。オートバイはノーヘルokでライダーたちは死にまくっていた。 



ほんとうに危ないオジさんが近所をうろうろしていた。ぼったくりの飲み屋が多かった。



犯人の取締りは暴力つき。個人情報はダダ漏れ。近所付き合いが濃厚で相互監視社会でプライバシーがない…などなど。 



よく言えば牧歌的で大らか。今より優れていることは、就職と結婚が安易だったことだけ。 



一番驚いたのは、「昭和32年ソ連の秘密核施設が爆発し広範囲を汚染したが隠蔽された」 



「昭和37年東京の被爆量はチェルノブイリ事故直後と同レベルだった」という事実。 



核実験が歴史上最も行われていたのは昭和30年代で、3日に1回は世界のどこかで放射能が巻き散らされていた。 



しかも当時は3分の2が大気中核実験。これに比べたら福島原発の事故なんてボヤ騒ぎ程度。 



人権意識が低く環境に対する配慮もなく、モラルもへったくれもない時代。まさにALWAYS三丁目の地獄。

  



2,053回の核爆発の場所が分かる映像